Webサイトにおけるドメインとは、インターネット上の住所のような役割を指します。
IPアドレスだけでは判断しづらい情報をドメインによってわかりやすく表記してくれます。ドメインサービスは数多く存在しており、特徴も大きく異なります。
そのため、「ドメイン取得のサービスはどこがおすすめなの？」「ドメイン取得サービスはどのようにして選べばいいの？」などの疑問が出てくるでしょう。
そこで本記事は、ドメイン取得のおすすめサービス10選を解説します。それぞれの特徴はもちろん、取得に必要な費用に着目して紹介します。ドメイン取得サービスの選び方や注意点も解説するため、気になる人はぜひチェックしてみてください。
ドメイン取得おすすめサービス10選
おすすめのドメイン取得サービスは以下のとおりです。
- Xserverドメイン
- ラッコドメイン
- お名前.com
- Value Domain
- ムームードメイン
- Gandi.net
- スタードメイン
- JPDirect
- さくらのドメイン
- Squarespace Domains（旧：Google Domains）
それぞれ順に解説します。
Xserverドメイン
| 「.com」の取得費用 | 1円〜 |
|---|---|
| 「.com」の更新費用 | 1,298円〜 |
| 取得可能なドメインの種類 | 60種類以上 |
| サーバー取得サービスの有無 | あり |
| カスタマーサポート | メール、電話、チャット |
Xserverドメインは更新・取得が国内最安値を誇るドメイン取得サービスです。Xserverドメインで必要なのは取得費用と更新費用の2つだけ。維持調整費やオプション料金は一切かからないため、できるだけコストを抑えてドメインを取得したい人に最適です。
Xserverドメインの取り扱っているドメイン数は60種類以上、もちろん.comや.netなどの大人気ドメインも取得が可能です。目的に合ったドメインを1円から取得できるのは嬉しいポイントと言えるでしょう。
また、同サービスではレンタルサーバーサービス「Xserver」も提供しており、同時に利用すればお得に活用できます。Xserverは国内シェアNo. 1のレンタルサーバーであり、Xserverドメインと簡単に連携できます。スムーズに連携できることから、初心者でも簡単に運用を始められます。
さらに、Xserverドメインではドメイン運用に必要な機能を網羅しています。
DNS設定やWhois代理公開機能なども搭載しているため、ドメインに関する詳細設定も可能です。メールやチャット・電話などのカスタマーサポートも提供しているため、気になる人はXserverドメインをチェックしてみてください。
Xserverドメインの公式HPへラッコドメイン
| 「.com」の取得費用 | 1,650円〜 |
|---|---|
| 「.com」の更新費用 | 1,738円〜 |
| 取得可能なドメインの種類 | 430種類以上 |
| サーバー取得サービスの有無 | あり |
| カスタマーサポート | メール、電話 |
ラッコドメインはブランド力の強いドメインをはじめとし、合計430種類以上のドメインを取扱っているドメイン取得サービスです。
ラッコドメインの管理画面は機能性重視となっており、動きが早くサクサク動作します。シンプルな管理画面となるため、今必要な機能を一目で把握できます。マルチドメインでサイトを運営している場合でも、簡単にドメインの登録・管理を実現します。
また、ラッコドメインはWHOIS代理公開に対応しています。WHOIS上に個人情報を開示することなくドメイン利用できるため、代理公開に対応しているサービスを探しているなら最適です。ラッコドメインはレンタルサーバーサービスも提供しており、ラッコDNSも無料で利用できます。柔軟な運営を希望している場合でも、DNSサーバーを別途立ち上げる必要はありません。APIを介してドメインの登録、管理ドメインの操作もできるため、コストをかけずに主要機能を自動化できます。
さらに、ラッコドメインはリアルタイム譲渡機能を搭載。他のラッコIDに対してリアルタイムでドメインを譲渡でき、サイトをスムーズに売却・移行できます。
ラッコドメインの公式HPへお名前.com
| 「.com」の取得費用 | 0円〜 |
|---|---|
| 「.com」の更新費用 | 1,287円〜 |
| 取得可能なドメインの種類 | 620種類以上 |
| サーバー取得サービスの有無 | あり |
| カスタマーサポート | メール、電話、チャット |
お名前.comは国内シェアNo. 1を誇るドメイン取得サービスです。20年以上の運営実績を誇り、日本に19社しかないアジア圏のICANN公認のレジストラとして情報発信を続けています。
お名前.comは業界内でもトップクラスの低価格でドメインを販売しています。.comもキャンペーンを適用すれば取得費用無料で手に入れられます。更新費用は発生するものの、他に必要な費用はないためコストを抑えて人気ドメインを取得できるでしょう。
また、お名前.comは3,200万件の登録実績を誇ります。620種類以上のドメインを取り揃えているため、人気ドメインからマイナードメインまで用途に合わせて選択が可能です。サービス自体は24時間365日の電話・メールサポートを提供しています。日本国内で常時有人監視を実施しているため、安心してサービスを利用できます。ヘルプページも従事しているため、問い合わせする前に情報をチェックできます。
もちろん、お名前.comではドメインプロテクションやWhois情報公開代理・メール転送オプションも付帯しています。ドメインサービスとしての基本機能を活用しつつ、コストを抑えたいならお名前.comをぜひチェックしてみてください。
お名前.comの公式HPへValue Domain
| 「.com」の取得費用 | 1,620円〜 |
|---|---|
| 「.com」の更新費用 | 1,838円〜 |
| 取得可能なドメインの種類 | 570種類以上 |
| サーバー取得サービスの有無 | あり |
| カスタマーサポート | メール、電話、チャット |
Value Domainは安心で信頼性の高いドメイン取得・管理サービスを提供しています。ドメイン登録実績は680万件以上、運営実績20年を誇ります。ドメインだけではなく、レンタルサーバーサービスも提供しているため、ドメイン取得度にすぐサーバー構築が可能です。
また、Value Domainは登録ユーザー数65万件を突破しており、他社にはないノウハウでサービスを提供します。.comや.netなどの人気ドメインを中心に570種類以上のドメインを取得できます。取得費用・更新費用も安価に設定されているため、コストを抑えたい人でも最適と言えます。
Value Domainでは標準機能として、高性能DNSの使用やWHOIS代行が付帯しています。ドメイン取得後の手続きもフォローしてくれるため、初めてサイトを構築する人でも安心です。電話・メール・チャットなど様々な手段でサポートを提供しているため、導入後も不安なく利用できるでしょう。
さらに、Value Domainは「Value Domain analyzer」と呼ばれるドメインパワーやサイトの価値を解析できるツールを提供しています。今度SEO対策にも力を入れたいと考えている事業者にとっても最適なサービスです。複数のサービスを活用しながらサイトを構築したいなら、Value Domainをチェックしてみてください。
ムームードメイン
| 「.com」の取得費用 | 750円〜 |
|---|---|
| 「.com」の更新費用 | 1,728円 |
| 取得可能なドメインの種類 | 400種類以上 |
| サーバー取得サービスの有無 | あり |
| カスタマーサポート | メール、チャット |
ムームードメインは20年以上サーバーを運営するGMOペパボ株式会社が提供するサービスと連携できるドメイン取得サービスです。
ムームードメインはレンタルサーバーと同時にどうぞよろしくお願い致します。契約することで、特定のドメインが無料になるキャンペーンを提供しています。対象キャンペーンを活用すれば、.jpをはじめとする45種類以上のドメインを更新・取得費用なしで利用できます。条件を満たして契約すればサーバー費用以外は一切費用がかからないため、業界トップクラスでお得な内容といえます。
また、ムームードメインでは短期契約でも特定のドメインとサーバー取得で、取得・更新費用8年分が無料。1年単位で契約する際もキャンペーンを適用すれば、最大2,000円以上の費用を無料で活用できます。取得したドメインはGMOペパボが提供するサービスと、いつでも簡単に連携が可能です。
ドメインに関する知識や経験がない場合でも、ムームードメインのスタッフがサポートします。他社にはないキャンペーンやサポートも提供しているため、気になる人はムームードメインをチェックしてみてください。
Gandi.net
| 「.com」の取得費用 | 2,485円〜 |
|---|---|
| 「.com」の更新費用 | 3,359円〜 |
| 取得可能なドメインの種類 | 750種類以上 |
| サーバー取得サービスの有無 | あり |
| カスタマーサポート | メール、チャット |
Gandi.netは750種類以上のドメインを取扱っているドメイン取得サービスです。他サービスにはない最新のドメインも取扱っており、独自のドメイン設定を実現します。
Gandi.netでドメイン名を登録すると、1年間無料のSSL証明書を使用可能。無料で2つのメールボックスを作成でき、それぞれ3GBのデータを利用できます。ドメインを取得する際は二重認証を用いて強固なセキュリティ対策を実施しているため、安心してサイト構築を進められます。ドメインを取得するだけで豊富な機能を活用できるのは、Gandi.netの特徴と言えるでしょう。
また、Gandi.netではユーザーリビティに優れたクラウド環境でサーバー構築が可能です。ICANN公認のサービスとなるため、正規レジストラとしてドメインの取得からサイト構築までを進められます。運営元は海外になりますが、管理画面は日本語に対応しているため無理なく使用できます。
さらに、Gandi.netは多言語対応の24時間365日サポート体制を提供しています。3大陸にまたがる車内の技術専門家が6ヶ国語でサポートを実施しています。メールとライブチャットは日本語にも完全対応しているため、言語面での不安を感じることは極限まで少ないでしょう。
豊富なドメイン数で安心してドメインを取得したいなら、Gandi.netをぜひチェックしてみてください。
スタードメイン
| 「.com」の取得費用 | 980円〜 |
|---|---|
| 「.com」の更新費用 | 1,780円〜 |
| 取得可能なドメインの種類 | 68種類以上 |
| サーバー取得サービスの有無 | あり |
| カスタマーサポート | メール |
スタードメインはドメイン申込数70万件以上のドメイン取得サービスです。ドメイン＋サーバーを国内最安値で提供しており、独自ドメインのWebサイトウィドメイン費用だけで運営できます。
スタードメインは68種類以上のドメインを取扱っており、国内外問わず主要ドメインは網羅しているため、トップレベルドメインをどれにしようか悩んでいる事業者にも最適です。価格は国内でもトップクラスに安価にドメインを提供しているため、初めて取得を進めている場合にもおすすめです。
また、スタードメインでは独自ポイント「ネットオウルポイント」を提供しています。ドメインの取得・移管・更新の手続きを行うことで取得できます。それぞれ契約年数1年ごとにドメイン価格の20%分を進呈されるため、今後の更新や移管などに使用でき、コストを抑えて手続きが可能です。スタードメイン独自のキャンペーンとポイントを併用できるケースもあるため、コストを最大限抑えたい場合にもおすすめと言えます。
さらに、スタードメインはレンタルサーバーサービスも提供しています。スタードメインでドメインを取得すれば、高機能サーバーをコストをかけずに利用できます。初期費用・月額費用は無料、広告表示なしでWordPressサイトの構築が可能です。費用を抑えてレンタルサーバーとドメインの取得を検討している人は、スタードメインをぜひチェックしていてください。
JPDirect
| 「.com」の取得費用 | 2,770円〜 |
|---|---|
| 「.com」の更新費用 | 2,770円 |
| 取得可能なドメインの種類 | 31種類以上 |
| サーバー取得サービスの有無 | あり |
| カスタマーサポート | メール、電話 |
JPDirectは日本で唯一の.jpのレジストリであるJPRSが運営するドメイン取得サービスです。直販だからこそできる多彩なサポートを提供しており、他のドメイン取得サービスにはないサービスを利用できます。
JPDirectは31種類以上のドメインを取扱っており、空きドメインの簡単検索や管理中のドメインを一覧で確認できる機能を標準搭載しています。JPDirectは.jpのレジストリとなるため、最後に「.jp」がつくドメイン名が重複しないように登録申請をしたり、誰がどのドメインを使用しているか管理したりしています。.jpが付くドメインの管理に精通しているため、「JPドメイン名移管ロック」や「JPDirectドメインロックサービス」を利用可能です。
また、JPDirectは.jpや.comやSSLサーバー証明書を一つの画面から管理が可能です。マイページから基本機能を確認・管理でき、メモ機能を駆使して担当者間で共有したい内容を残せます。レンタルサーバーとドメインの取得を同時に行いながら、同一の管理画面でWebサイト運営ができるのはJPDirectの魅力と言えるでしょう。
もちろん、JPDirectでも.jp以外のドメインも取得可能。サービスは電話・メールなどで専門オペレーターがサポートを提供しています。経験豊富なスタッフが問題発生から解決まで丁寧にサポートします。.jpの付くドメイン取得を検討している人は、ぜひJPDirectをチェックしてみてください。
さくらのドメイン
| 「.com」の取得費用 | 2,790円〜 |
|---|---|
| 「.com」の更新費用 | 2,790円 |
| 取得可能なドメインの種類 | 15種類以上 |
| サーバー取得サービスの有無 | あり |
| カスタマーサポート | メール、電話、チャット |
さくらのドメインはドメイン登録実績75万件以上を誇るドメイン取得サービスです。ドメイン取得だけではなく、レンタルサーバーサービスも提供しており、Webサイトの構築まで同時に進められます。
さくらのドメインは15種類以上のトップレベルドメインを取扱っており、.jpや.comなどの基本的なドメインを取得できます。他社からドメイン転入の手続きも対応位しており、独自ドメインの管理を他社からさくらのドメインへ変更できます。
また、さくらのドメインではレンタルサーバーだけではなく、VPSやクラウドなど様々な連携サービスを提供しています。WebサイトのSSLサーバー証明書の発行も行なっているため、安心安全のサイト構築を進められます。ドメイン取得後も専用カスタマーセンターによるサポートを提供。メール・電話・ライブチャットなど、様々な手段でユーザーの問題を解決します。
豊富なサービスやさくらのレンタルサーバーでWebサイト構築を検討しているなら、ぜひさくらのドメインをチェックしてみてください。
Squarespace Domains（旧：Google Domains）
| 「.com」の取得費用 | 20ドル〜 |
|---|---|
| 「.com」の更新費用 | 20ドル〜 |
| 取得可能なドメインの種類 | 300種類以上 |
| サーバー取得サービスの有無 | あり |
| カスタマーサポート | メール、チャット |
Squarespace DomainsはGoogleが運営するドメイン取得サービスです。取扱っているドメインの数は30種類以上存在し、国内サービスでは取得できない内容も存在します。
Squarespace Domainsでは取得したドメインをすべてSquarespaceで管理可能です。一括でドメインを管理できるだけではなく、CMSとしてサイトの構築も実現します。Squarespaceはデザイン性の高いテンプレートも豊富に用意されており、レスポンシブ対応のWebサイトをすぐに構築可能です。
また、Squarespace Domainsはドメイン・サーバー・SSL証明書と1セットのクラウド型で提供しています。サーバー容量は無制限で独自ドメインの取得が簡単に行えます。専門知識がなくともドメイン取得からWebサイト構築までを進められるため、Googleアカウントを持っているなら直感的に利用可能です。
さらに、Squarespace Domainsならドメイン転送やメール転送にも対応しています。他サービスでドメインを取得してサイトを構築している場合でも簡単に移管できます。Squarespaceを使ってWebサイトの構築を考えているなら、Squarespace Domainsをぜひチェックしてみてください。
ドメイン取得サービスの選び方！この3つは抑える
ドメイン取得サービスを選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 使いたいトップレベルドメインの取り扱いがあるか確認
- ドメインの取得・更新費用の安さはサービスで異なる
- Whois情報の公開代行に対応しているかを確認しよう
それぞれ順に解説します。
使いたいトップレベルドメインの取り扱いがあるか確認
ドメイン取得サービスを選ぶ時は、希望するドメインを取り扱っているか確認が必要です。特にトップレベルドメインは必ず取り扱っているか確認が必要で、確認が不足しているとマルチドメインで運営する際に別サービスから取得が必要になってしまいます。
トップレベルドメインとは、ドメイン名においてドットで区切られた後のラベルを指します。例えば「google.com」の文字列だと.comがトップレベルドメインに当てはまります。取り扱っているトップレベルドメインの数はサービスによって異なります。取得するドメインが決まっていない場合は、取り扱っているトップレベルドメインの数が多いサービスを選ぶと、今後の利用も含めて最適と言えるでしょう。
ドメインの取得・更新費用の安さはサービスで異なる
ドメインを取得する際の費用や更新費用はドメイン取得サービスによって異なります。ドメイン取得サービスを選ぶなら、取得費用・更新費用の安さを注視しましょう。特に取得費用より更新費用はできるだけ安いサービスを選ぶことがおすすめです。
更新費用は1年に一回かかる費用のため、数年単位で運営するケースの多いWebサイトにとって重要なコストです。初期契約段階でなるべく安価に済ませておくことで、長期的にみてコストを抑えられます。
下記にて、本記事で紹介しているドメイン取得サービス5社で価格を比較してみました。
| ドメイン | com | net | org | info | jp | co.jp | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 取得 | 更新 | 取得 | 更新 | 取得 | 更新 | 取得 | 更新 | 取得 | 更新 | 取得 | 更新 | |
| Xserver Domain | 1円 | 1,298円 | 1円 | 1,670円 | 946円 | 1,670円 | 308円 | 1,791円 | 1円 | 1,298円 | 4,136円 | 4,136円 |
| ラッコドメイン | 1,650円 | 1,738円 | 1,870円 | 1,958円 | 1,870円 | 1,958円 | 820円 | 2,101円 | 1,408円 | 1,518円 | 2,101円 | 4,510円 |
| お名前.com | 0円 | 1,287円 | 0円 | 1,507円 | 860円 | 1,507円 | 280円 | 1,628円 | 0円 | 1,276円 | 3,960円 | 4,125円 |
| Value Domain | 1,620円 | 1,838円 | 1,960円 | 1,982円 | 1,190円 | 1,982円 | 470円 | 1,982円 | 1,960円 | 1,982円 | – | – |
| ムームードメイン | 750円 | 1,728円 | 1,628 円 | 1,628 円 | 1,145 円 | 1,848 円 | 455 円 | 2,029 円 | 1,518 円 | 1,518 円 | 4,378 円 | 4,378 円 |
このように、利用するドメイン取得サービスによって費用は大きく異なります。ドメイン名によっては、取得費用は安価でも更新費用が何倍にもなるケースがあります。それぞれのコストパフォーマンスを比較しながら選択することが重要です。
また、多くのドメイン取得サービスはレンタルサーバーと同時契約することで費用が安くなるキャンペーンを実施しています。大手ドメイン取得サービスの場合は、特定のドメインをコストゼロで取得できたり、更新費用が一定期間無料になったりします。利用するレンタルサーバーが決まっていたり、新たにドメインと一緒に契約を検討していたりするならキャンペーンを行なっているか確認しましょう。
co.jpドメインは1組織（法人）につき1ドメイン取得可能
ドメインを取得する場合、co.jpドメインに関しては1組織（法人）につき1ドメインしか取得ができません。co.jpドメインは属人型ドメインとされ、JPRSによって取得が規制されています。定期的にJPRSによる調査が行われており、登録資格に適していない場合は取得したドメイン名は抹消されます。
また、企業同士が吸収合併したは特例とされ、同法人でもco.jpドメインを複数取得できます。マルチドメインとしてco.jpドメインは活用できないため、あらかじめ注意しましょう。
レンタルサーバーとセットで契約すると安く取得できる
多くのドメイン取得サービスはレンタルサーバーを提供しており、同時に契約することで安くドメインを取得できます。
ドメインを取得する目的の多くはWebサイトを構築するためです。独自ドメインを取得し、自社に適したWebサイトを構築する際にドメイン取得サービスは用いられます。ドメインの移管以外はWebサイトの構築を目的としていることから、ドメイン取得サービスはレンタルサーバーと連携した割引キャンペーンを提供しています。
ユーザー側にとって非常にメリットの多いキャンペーンも多く、利用するレンタルサーバーが定まっていないのであればドメインを基準に選定するのも一つの手です。そのため、ドメイン取得サービスでドメインだけ契約するのではなく、レンタルサーバーも同時に契約してコストを抑えましょう。
Whois情報の公開代行に対応しているかを確認しよう
ドメイン取得サービスを選ぶ際は、Whois情報の公開代行に対応しているかチェックが必要です。Whois情報とは、ドメイン管理者が誰なのかを公開しているデータベースを指します。Whois情報の代行機能を活用することで、ドメイン取得サービスが代わりにドメイン管理会社へ情報を登録してくれます。
Whois情報の公開代理機能が設定されていない場合、ユーザー自身が登録を行う必要があります。Whois情報の登録が漏れているとトラブルに発展するケースもあるため、必ず事前に確認しておきましょう。
ドメイン名のはどう決める？おすすめの方法と注意点
ドメイン名を決定する際は、以下の方法と注意点を把握しておきましょう・
- ドメイン名はWebサイトとの親和性を意識して決める
- ドメインはシンプルに！長すぎるのはおすすめしない
それぞれ順に解説します。
ドメイン名はWebサイトとの親和性を意識して決める
ドメイン名を設定する際は、Webサイトと親和性の高い文言を意識しましょう。ドメイン名はサイト訪問者に対して公開する住所です。Webサイトと全く関係のないドメイン名だと、サイト訪問者はサイト名とのギャップに違和感を覚える可能性があります。
Webサイトと親和性の高いドメイン名だとサイト訪問者も理解がしやすく、サイト自体の評価アップにつながります。ドメイン名は柔軟に設定できるため、できるだけ親和性の高い文言を意識しましょう。
ドメインはシンプルに！長すぎるのはおすすめしない
ドメインを設定する際はできるだけシンプルな内容にしましょう。ドメイン名は3文字〜63文字で設定できるものの、長すぎる文字列はサイト訪問者に違和感を与えます。
結果的にサイト名を覚えてもらえなかったり、入力間違えが発生してしまったりします。ドメイン名がシンプルかつ分かりやすい企業は以下のとおりです。
| 企業名 | ドメイン名 |
|---|---|
| google.co.jp | |
| Amazon | amazon.co.jp |
| Microsoft | microsoft.com |
これらの企業は非常にシンプルなドメイン名を設定しています。誰がみても分かりやすいドメインに設定することで、サイトの評価アップにもつながるでしょう。
ドメイン取得後は変更できないので慎重に決めよう
ドメインは一度取得すると、半永久的に変更することはできません。取得後にドメイン変更の手続きもできないため、親和性がなかったり安易に設定したりしないようにしましょう。
また、名称を変更できないことから、ドメインを設定する際は短期的な目線ではなく長期的な目線で考える必要があります。ドメイン設定はWebサイトの今後を左右するため、アルファベットの綴りはもちろん、サイトとの親和性なども意識しながら設定しましょう。
